なぜ怒り心頭でも感情を爆発させてはいけないのか【がんばれ建設2149】
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がんばれ建設
～建設業専門の業績アップの秘策～
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年7月5日
NO2149
◆なぜ怒り心頭でも感情を爆発させてはいけないのか
「短期は損気」ということばがあります。
短気を起こすと、結局は自分が損をする。
一時の感情にかられて行動したり、
結論を急いではならない。
という意味です。
書籍『頭のいい人が話す前に考えていること』
にて著者の安達裕哉さんは映画を分析し、
次のような結論にいたったそうです。
「感情的になった人間が死に、冷静な人間は生き残る」
映画ではよく、拳銃を撃ち合うシーンがあります。
その際、殺されてしまう人間に共通点が
あることに気がつきました。
答えは“感情的な人”です。
感情的になった人間が死に、冷静な人間は
生き残っていました。
サセックス大学教授の心理学者、
スチュアート・サザーランドは
著書『不合理 誰もまぬがれない思考の罠100』の中で
「怒りや恐怖など強い感情にとらわれると、
愚かな行動に走りやすい」
と述べています。
つまり、怒っているときは、だれでも頭が
悪くなるのです。
怒っているときに下す判断は、まず、間違って
いると考えたほうがいいでしょう。
上司から叱責されたとき。
部下や協力会社が言ったことをやらず
大きなミスにつながったとき
大勢の前で恥をかかされたとき。
私は、上司とけんかし、勢いで会社を辞めて
後悔した人を何人も知っています。
部下や協力会社ともめて、懲戒処分になった人もいます。
頭のいい人はキレること、感情的になることで
どれだけ大きな損失を被るか知っています。
頭のいい人は感情的になったとき、すぐに反応
せず、まず感情をコントロールします。
そして、冷静になってから対処するのです。
つまり、“話す前にちゃんと考える”ということは、
感情に任せて反応するのではなく、
“冷静になることだ”と言い換えられます。
では、どうすればキレずに冷静でいられるの
でしょうか。
ポイントはふたつあります。
1.すぐに口を開かない
2.相手がどう反応するか、いくつか案を考えて比較検討する
怒りの感情は6秒でピークとなり、5時間継続すると
言われています。
つまり最初の6秒我慢し、5時間後に対処することで
冷静に対応することができます。
「感情的になった人間が死に、冷静な人間は生き残る」
という言葉を忘れないようにしたいものです。
『頭のいい人が話す前に考えていること』
安達裕哉著を一部参考にしました。
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【編集後記】
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週末から少し休暇をいただいていました。
しっかり充電しましたので
本日よりまたがんばります。
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