社員が成長するためには、会社との関係はどうあるべきか【がんばれ建設2153】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年7月18日
NO2153
◆社員が成長するためには、会社との関係は
どうあるべきか
私は、様々な服装を着るのが好きでよく服を買います。
スーツは、以前研修をさせていただいたご縁がある
オンワード樫山のものを着ることが多いですが、
大谷翔平選手がオールスター戦で着ていた
BOSSのスーツも着ることがあります。
普段着は、ユニクロでよく買いますが、
無印良品の服も自然を感じて好きです。
ジーンズは、G-STAR RAWのものが好きですが
アバクロも味があっていいです。
いずれも愛用しているのですが、愛着しているかと
いうとそれほどでもありません。
「愛用すれども、愛着せず」という言葉があります。
「愛着」は一見、良いことのように思えますが
「愛着=執着」につながり、相手に見返りを求めたり、
依存へとつながったりしがちです。
執着とは、「こうでなきゃイヤだ」「どうしても
こうなってほしい」と思うこと。
「これでないとダメ」と執着するのは、
あまり良くないと思うのです。
愛着が過ぎると、ほとんどの場合は失望を生みます。
それに対して「愛用」とは、「楽しむこと」。
楽しむとは、「そうなるといいな」「そうなると楽しいな」
「そうなると嬉しいな」と思うこと。
愛用はするけど、こだわらず、好きだけど、
しばられないで期待をしないことが、
永くよい関係でいる秘訣だと思います。
私は、社員と会社との関係も同じだと思います。
社員が会社という機能を「愛用」し、活用してこそ、
社員個々の成長があり、楽しく働き続けることが
できるのだと思います。
一方、社員の会社に対する「愛着」が過ぎると
失望を生みます。
また社員が会社に「執着」し過ぎると努力を
怠り、成長しなくなります。
愛用すれども、愛着せずの気持ちでいたいものです。
『機嫌のデザイン まわりに左右されないシンプルな考え方』
秋田 道夫著を一部参考にしました。
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【編集後記】
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週末は、社員さんとそのご家族が集まり、
バーベキューをしました。
社員さんの家庭での顔を垣間見ることができ
とても楽しいひとときでした。
今から来年のイベントが楽しみです。
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