社長ブログ

新入社員は入社半年から1年が退社の危機【がんばれ建設2156】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年7月28日
NO2156

◆新入社員は入社半年から1年が退社の危機

新入社員が入社して、4ヶ月経ちました。

入社半年~1年は、新入社員のモチベーションが

最も下がり、早期離職の危険が高い時期といわれています。

近年、若手社員を大事に扱ったつもりが

「ホワイトすぎて成長の機会がない」と早期退職して

しまうケースも増えてきています。

ではどうすればよいのでしょうか。

次の3つのことを実践されることをお勧めします。

1)フォロー研修

このタイミングでフォロー研修を行うのが効果的です。

研修では次の内容を実施するとよいです。

・自身のモチベーション

今、自分自身のモチベーションがどうかを確認します。

・これまでどんな事ができたか

現場でこれまで何をしてきたか。

どんな貢献ができたのかを確認します。

・学びたい知識

数ヶ月仕事をしてきて、自分に足りない知識や

学びたい知識は何かを確認します。

これらを確認し、不足している部分は今後

フォローしていくとよいでしょう。

2)メンター制度

「メンター制度」とは、同じ現場の先輩である

OJT担当者とは別に、別の部署の入社2~3年目くらいの

先輩をメンター(相談係)とすることです。

土木の新入社員であれば、建築部や営業部の先輩を

メンターとして指名すると、新入社員は気軽に

相談することができます。

3)配属は希望通りだったかを確認

配属された職場や現場は希望どおりだったか

他にしたい仕事はないかを確認します。

すると

「入社前に考えていた仕事と違った」

「採用時に採用担当者から聞いていた状態と違った」

「本当は・・・の仕事をしたかった」

などという話しが出ることがあります。

希望通りでなかった場合は手厚くフォローする

必要があるでしょう。

近年の若手は、思ったことをSNS等では配信するのですが、

あまり口にしない傾向があります。

そのため、話しを聞いてあげる場を作ることが大切です。

ダイアモンドオンライン西尾 太著2023.7.13

の記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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一昨日まで建設会社の幹部社員向け研修を実施していました。

北は岩手から南は沖縄まで、幅広い方々が参加されました。

会社をよりよくしたいという気迫を感じ、

私自身も気合いを入れて実施することができました。

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