すぐに新しいことに取り組める人と取り組めない人は何が違うのか【がんばれ建設2155】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年7月24日
NO2155
◆すぐに新しいことに取り組める人と
取り組めない人は何が違うのか
「新奇探索性」という言葉があります。
これは、「新しいものごとに飛びついたり、
それを知ることによろこびを感じたりする性質」
のことです。
そして、生まれつき強い人と弱い人が遺伝子に
よって決まっているそうです。
新商品が出たり新店が オープンしたりすると
つい買ったり行ったりしてみたくなる人は
新奇探索性が強いといえます。
一方、この性質が弱い人は、買うものがいつも
同じだったり、同じ店に行ったりすることが多い人です。
建設現場に当てはめると、ICTや新技術、新工法、
新規協力会社を積極的に活用してみようとする人は
新奇探索性が強い人です。
一方、いつも同じ工法で同じ協力会社と仕事をする方が
安心という方は、新奇探索性が弱い人です。
もちろん、新奇探索性が弱いのはダメなことでは
ありませんが、新奇探索性が弱いタイプの人は、
自分の意思よりも社会の常識やルールに
従いやすい面があるといえます。
「性格は変えられないが、行動は変えられる」
という言葉があります。
自分の性格を自覚していれば、自ら「行動」を
変えていくことはできます。
いったん自分の新奇探索性が弱いことを認め
ると、新しい技術や工法に触れたときに、
「これまでの自分ならスルーしていたけど、
ちょっと勇気を出して行ってみるかな」などと、
行動を変えていくことはできるはずです。
また、新奇探索性は年齢には無関係です。
60歳を過ぎていても若々しい感性を持っている人がいます。
反対に、20歳代なのに、すでに老人のような人もいます。
年齢に関係なく新奇探索性の高い行動を
とり続けたいものです。
『賢くしなやかに生きる 脳の使い方100』
中野信子著を一部参考にしました。
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【編集後記】
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週末には「現場代理人育成6ヶ月コース」を行いました。
ハイブリッド形式(会場とオンラインとの複合)
でしたので、目の前の受講生と、カメラの向こうの
受講生両方に気配りしながら行いました。
多くの方々と共に学べることは、ありがたいことです。
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