社長ブログ

お金は貯める、増やす、使う-どれがよいのか【がんばれ建設2161】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年8月10日
NO2161

◆お金は貯める、増やす、使う-どれがよいのか

今週から来週にかけて、お盆休みという方が

多いことでしょう。

普段と異なる時間の使い方をされることと思います。

また同時に、お金を使う機会も増えるでしょう。

本日はお金の使い方を考えてみます。

私はゼネコンを退職して起業して以来、

20万人ほどの方と出会ってきました。

その中にはお金の使い方が上手な方と、

下手な方がいました。

では、お金をどのように使う人が、

結果として成長しているのでしょうか。

1)稼ぐ能力への投資

建設業で働く限りは、技術力を高め、

幹部になるためには、組織管理力を高める

必要があります。

そのための研修、書籍、教材に投資することが

重要です。

会社に頼らず自らの成長に投資する人は

伸びています。

2)今しかできない経験への支出

旅行、スポーツ、飲食など、体験を伴うことへの

投資が重要です。

また、めったに日本で公演をしないタレントの

コンサートなどに参加するのも得がたい体験でしょう。

3)成長する経験への支出

一度や二度では身につかないような経験を積むことで、

自らの成長につながることに支出することです。

例えば、歌舞伎や落語などの古典芸能。

またワインや絵画などは、基礎的な経験の

蓄積がなければ、いくら高価なものでも

その良さが分かりません。

4)継続的価値のある物の購入

いわゆる「一生もの」を購入することです。

これは、長い期間にわたって価値を

発揮することがあります。

今はファストファッションや100円均一など

安価なものが手に入る時代です。

一方、多少値は張るが、修理をしながら長く

使えるものを購入すると、豊かになったような

気持ちになります。

私は父の肩身としてもう動かない古い

ロレックスの時計を持っていますが、

それを触れると父の思いを感じることができます。

5)人間関係への投資

他人と付き合うには、時間と努力とお金が必要です。

例えば「飲む」、あるいは「食う」時間の共有は

現代でもたぶんこれからも、人間関係を深めるうえでも、

深い情報交換をするうえでも、有効でしょう。

仕事でも私生活でも人に助けられることは

多いので、人脈は財産になります。

6)時間への投資

すべて人に平等に与えられているのは「時間」です。

「時間」を短縮するための投資とは

最新の電子機器を導入する

職場に近い場所に引っ越して通勤時間を節約する

などです。

7) 他人のために気持ちよく使えるお金

寄付、ボランティア、クラウドファンディング

もしくは友人や後輩の食事代を支払うなど、

他人のために気持ちよく使うお金です。

お返しを求めるのではなく、誰かの役に立っていると

いうことで、気分がよければ効果的なお金の使い方です。

これら7つのお金を使い方は有効です。

もしも大きな支出をするかどうか迷ったときには、

「投資として有効か」か「タイミングを逃すことが

できない経験の消費か」「気晴らし支出として有効か」

に当てはまるかどうかを確認したいものです。

携帯を買い換えるため、10万円を支出しようか

と思ったとき

「投資として有効か」→×

「タイミングを逃すことができない経験の消費か」→×

「気晴らしとして有効か」→×

でいずれにもあてはまらないので、

買い換える必要はないということになります。

家族との海外旅行は、特に子供がいれば

「タイミングを逃すことができない経験の消費」

でしょう。

ちょっと高額なセミナーに参加するのは

「投資として有効」でしょうし、

サッカーの試合でプレミアムシートを購入するのは

「気晴らしとして有効」な支出でしょう。

お金は、貯めるよりも、増やすよりも、

使うのが楽しく、身につくものです。

お盆休みには、ぜひ有効にお金を使ってみてください。

東洋経済オンライン 山崎 元著2023/08/05

の記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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あすより夏休みを取らせていただきます。

しっかりパワーアップしてメルマガ執筆します。

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