社長ブログ

いざというときに力を出せない人はどうすればよいのか【がんばれ建設2164】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年8月23日
NO2164

◆いざというときに力を出せない人はどうすればよいのか

いざというときに力をだせない、という相談を

よく受けます。

資格試験を受験しても、緊張して実力を発揮できない。

設計変更増額のお願いを発注者にプレゼンする際、

思ったことを伝えきれずにうまくいかない。

などです。

手を打てば

女中はいと答える

鳥飛び立つ

魚集まる

猿沢の池

(多川俊映・しゅんえい/唯識十章)

という歌があります。

猿沢の池のほとりで手をうつと、

旅館の女中さんであれば「はい」と答えるでしょうし、

鳥は驚いて飛び立つでしょうし、

魚は餌をもらえると思って集まります。

しかし自ら行ったことは、ただほとりで

手を打っただけです。

事実の受け取り方は、人によって千差万別であり、

こちらでコントロールすることはできません。

試験勉強をするのも、発注者にプレゼンするのも自分であり、

結果をコントロールすることはできません。

試験に不合格だったらどうしよう、もしも発注者が

増額を認めてくれないと上司に怒られるなどと考えるから、

萎縮して実力を出せないだけなのです。

上へ上へを目指すより、自己研鑽をして、

奥へ奥へと進むことが大切です。

欲や執着を手放し、「時は今、場所はここ」に

集中することで、本当に大切なものが手に入るのでしょう。

『日本人よ、かくあれ』岡本彰夫著

を一部参考にしました。

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【編集後記】
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昨日は500人の方々にお話しをする機会を

いただきました。

皆さん熱心に聴かれていましたので、いつになく

力が入りました。

甲子園球場では本日決勝戦。

5万人の観客の前で、球児の皆さん力を出し切って

ほしいと思います。

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