社長ブログ

ChatGPTを活用して残業を減らす3つの方法【がんばれ建設2176】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年9月27日
NO2176

◆ChatGPTを活用して残業を減らす3つの方法

建設業で24年4月より

残業規制が始まります。

現場の時短は避けられません。

そのために生成AIを活用することで

業務効率化の成果をあげている建設会社が

あります。

ここでは建設現場での

ChatGPTの活用法3例をご紹介します。

1)文章推敲、校正

施工計画書やメールの文章など

誤字脱字があれば、問題となりますし、

信用低下にもつながります。

一方、自分の書いた文章はもとより、

部下の文章チェックをすることは

時間を労します。

そこで、ChatGPTに

以下のようにコメントを書き、

文章を入力すれば、読みやすく、

誤字のない文章に校正してくれます。

「以下の文章を読みやすくなるよう、

校正してください。

既存の管を使用する○○工法は,

新設配管を使用する既往工法と比較して

作業効率が30%向上するとともに,

作業員を4人削減できるため経済性に優れ,

また,騒音・振動が半減し作業環境の改善や

隣接する地域の建設公害を低減するため

環境改善にも優れる反面,特殊技術であるため

有資格者が必要で,大口径に適用できないだけではなく,

別途広い作業スペースが必要となる。」

↓ChatGPTの回答

「○○工法」は既存の管を使用します。

この工法と新設配管を使用する既往工法とを

比較すると、作業効率が30%向上します。

さらに、作業員を4人削減できるため、

経済性に優れています。

また、騒音や振動が半分になるため、

作業環境が向上し、隣接する地域の建設公害も

低減します。

しかし、この工法は特殊技術を必要とするため、

有資格者が不可欠です。

大口径には適用できず、さらに、別途広い作業

スペースが必要です。

1)要約作成

長い文章を短く要約したいときにも

ChatGPTは有効です。

まず要約したい文章を入力し、

要約の目的や希望する文字数を

指定することで文章の要約ができます。

以下に、具体的な事例を示します。

「次の文章を100字以内で要約してください。

管更生工事とは

老朽化した既設管(下水道管、農水管、

工業用水管、工場内排水管、高速道路や鉄道に

おける横断管)に対して、

新設管と同等以上の性能を持つ更生材料を

既設管路内に裏打ちし、管渠の修繕・改築を

行う非開削工事です。

既設管渠の破損、クラックおよび腐食等が

発生し、構造的および機能的等が

保持できなくなった場合に、

既設管渠の内面に新管を構築します。

更生材料には熱可塑性のある

ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、

高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)などを

利用します。」

ChatGPTを用いると、

以下のように要約しました。

「管更生工事は、

老朽化した各種既設管に

新しい材料を裏打ちし、

管の修繕・改築をする非開削の工法です。

既設管が破損や腐食で性能を保持できなく

なった時に内面に新管を構築します。

使用する更生材料には、

PVCやHDPEなどがあります。」

2)企画書作成

イベント企画など、慣れないことを

考える際には時間がかかるものです。

そこで以下のように入力すると、

企画書案を考えてくれます。

「あなたは建設会社の施工管理技術者です。

地元の方々が工事に興味を持つような

イベントを考えています。

企画書案を作成してください。」

以下が実際にアプトプットされた企画書です。

イベント名

「XYZ建設見学フェスタ」

背景

近年、地域の建設プロジェクトに対する

関心が高まっており、

地域住民や学生たちが

実際の現場を理解することで、

より一層の関心と理解を深める

機会を提供したい。

目的

地域住民とのコミュニケーション強化

建設現場の安全性と技術的な魅力を宣伝

若い世代への建設業界への興味喚起

開催日時

2023年11月5日(土) 10:00~15:00

イベント内容

◆現場見学ツアー

専門のスタッフが、工事現場の安全対策や

使用機材、工法について解説します。

安全ヘルメットや反射材を使用しての

現場見学となります。

◆ミニ講演会

施工管理技術者やエンジニアが、

日々の業務内容やプロジェクトの

背景について語ります。

Q&Aセッションを設け、

参加者からの質問に答えます。

◆建設機械体験コーナー

小型の建設機械を用意し、

実際に操作体験をすることができます。

安全な環境下での操作となります。

◆キッズコーナー

子供たちが建設業界に興味を持つような

工作活動やクイズ、ゲームを提供します。

◆地域の飲食店とのコラボレーション

地域の飲食店と協力して、

フードトラックや屋台を出店。

参加者に地域のグルメを楽しんでもらいます。

対象者

地域住民

学生

建設業界に興味を持つ一般の方

宣伝活動

地元の新聞やラジオでの告知

SNSを活用した情報拡散

地域の学校や公共施設にポスターやチラシの掲示

予算

現場見学用の備品: ¥100,000

講演会の設備・機材: ¥200,000

建設機械体験コーナーの設備: ¥150,000

キッズコーナーの用品: ¥50,000

広報・宣伝: ¥100,000

その他: ¥100,000

合計: ¥700,000

期待効果

地域との信頼関係の構築

建設業界への理解を深める

次世代の建設業界人材の発掘

ぜひ、生成AIを活用し、

業務の効率化を進めてください。

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【編集後記】
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ハタ コンサルタント株式会社は

9/30が期末のため慌ただしいです。

無事期末を迎えられたことに感謝します。

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