社長ブログ

なぜ資格試験に合格しない人は、何度受けても不合格になるのか【がんばれ建設2175】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年9月25日
NO2175

◆なぜ資格試験に合格しない人は、何度受けても不合格になるのか

仕事ができる人は、

よい習慣を持っていると言います。

またなかなか資格試験に合格しない人は、

学ぶ習慣が身についていないことが原因です。

良い習慣とは

日々勉強する習慣

仲間に声がけしてコミュニケーションを取る習慣

身の回りの整理整頓をする習慣

ゴミが落ちていたら拾う習慣

どんな困ったことがあっても笑顔でいる習慣

などです。

ではどうすればよい習慣を身につけることができるのでしょうか。

わたしたちが何らかの活動をするときには、

その活動に必要な機能をもつ脳番地が

情報伝達ネットワークを形成し、

連携して働いています。

たとえば部屋の整理整頓をするときは、

部屋の様子を見て(視覚系脳番地)、

どこに何があるかを把握し(理解系脳番地)、

移動する物や捨てる物を決めて(記憶系・思考系脳番地)、

手足を動かします(運動系脳番地)。

いわゆる「捨てられない人」は、こうした

脳番地の連携がうまくいっていないのです。

脳番地とその連携は、

繰り返し使うことによって強化され、

成長していきます。

つまり繰り返し部屋の整理整頓することで、

脳番地の連携がうまくいくようになり、

整理整頓が習慣になるのです。

毎日何時間も料理をしていれば

料理に関する脳番地が鍛えられ、

資格試験の勉強に長時間取り組めば

資格試験に関する脳番地が強くなります。

要するに、経験した分だけ

頭が良くなっていくわけです。

施工管理技術者であれば、

多くの現場管理を通じて多くの図面を見て、

現場を踏査し、人と会い、

打合せをすることによって、

現場や図面から

情報を読み取る視覚系脳番地や、

相手に自分の言いたいことを伝える伝達系脳番地、

相手の要望を聞き取る聴覚系脳番地などが、

強くなっていきます。

たくさん経験を重ねて

脳番地ネットワークが強く太くなると、

脳にかかる負担が減り、

脳にとって「ラクな仕事」になります。

他の人から見ると

「あの人はあんな難しい工事を楽々とこなしている。

すごいな、頭が良いんだな」

というふうに見えるのです。

その一方で、

使っていない脳番地は

いわば休眠状態になっています。

そのため、コミュニケーションは得意だけれど

計算は苦手とか、話すのは時だけれど、

文章にするのは苦手というように、

得手不得手が出てきます。

それは「才能がない」というよりは

単に「経験が少ない」ということ、

「そのために頭を使っていない」ということです。

そして、脳番地を鍛えるためには、

前のめりで頑張ることよりも、

淡々と継続することの方が重要だといわれています。

つまり、頭をよくするには、

繰り返し自分の得意技または苦手なことを

練習し続け、そのことで習慣化することです。

まずは行動することで脳番地を鍛え、

それが習慣になれば、「頭がよくなる」のです。

ハタ コンサルタント株式会社では、

長期的に望ましい行動を実践することで

その行動を習慣化する「長期実践型研修」を

開講しています。

新入社員育成2か月コース

新入社員育成15日間コース

新任現場責任者育成3ヶ月コース

現場代理人育成6ヶ月コース

幹部社員育成3ヶ月コース

現場支援者育成3ヶ月コース

ぜひご活用いただき、脳を鍛え、

よい習慣を身につけて欲しいと思います。

『頭が良くなっていく人のすごい習慣』

加藤俊徳著を一部参考にしました。

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【編集後記】
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彼岸がすぎ、過ごしやすくなりました。

品質や安全の事故が相次いでいます。

くれぐれもご安全に。

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