社長ブログ

「育休取っても現場はなんとかなりました」といえる会社【がんばれ建設2179】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年10月4日
NO2179

◆「育休取っても現場はなんとかなりました」といえる会社

先日、専門工事会社(ガラス工事業)の

30歳代男性が

「先日、1ヶ月間育休を取りました」

と話されました。

私が「現場は大丈夫でしたか」と聞くと

「仲間が助けてくれてなんとかなりました」

とのこと。

男性育休が世間では話題になっていますが、

専門工事会社の男性が取得したと聞いたのは

始めてで、とてもうれしく思いました。

育休を取ろうかと困った時に

助けてくれる人がいる。

仕事や子育てを応援してくれる人が

そばにいる。

仕事の悩みはもちろん、

家族の悩みまで相談ができる。

そんな職場だからこそ、

人は思い切って働けるのでしょう。

家で奥様が子育てで悩んでいる姿を見ると、

夫としてなんとかしてあげたい

と思うでしょう。

しかし、会社に育休を取りたいと言ったとき

「男が育休なんて。現場はどうするんだ」

と上司に言われると、

仕事と家族の間に挟まれてしまいます。

仕事と私生活は分けるべきだ

という意見もあるかもしれませんが、

家庭に問題があれば仕事中も気になりますし、

家庭のことをしている時でも

仕事のことは気になってしまう。

私生活と仕事を分けるのは

無理なことではないでしょうか。

「家庭の事情を職場に持ち込むな」ではなく、

職場に家庭の事情を持ち込んでいく方が、

全体としての効率が上がっていくのかもしれません。

今、ハタ コンサルタント株式会社には、

小さな子供の面倒をみながら働く社員がいます。

みんながその事情を察し、

助け合って働くことで

良いチームワークが生まれていると感じます。

長い人生の中のほんの数年、

会社にわがままを言え、

会社もそれを気持ちよく受け入れるような

建設業界にしたいものです。

BLOCKS MAIL MAGAZINE9/19

株式会社ブロックス 代表 西川敬一著を

一部参考にしました。