現場でなぜ失敗をおそれてはいけないのか【がんばれ建設2186】
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がんばれ建設
～建設業専門の業績アップの秘策～
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年10月23日
NO2186
◆現場でなぜ失敗をおそれてはいけないのか
「失敗をおそれるな」
よく聞く言葉ですが、
実際にできているでしょうか。
「世の中には成功か成長しかない。
例え失敗したとしても、
失敗を通じて自ら成長している。
一歩、成功に近づいているのだ」
とも言われます。
多くの人が、
「既知の安全港」で暮らしています。
二十年間、同じ朝食をとる。
二十年間、同じところで暮らす。
二十年間、同じ会話をする。
二十年間、同じ思考をする。
二十年間、同じ方法で施工する。
ずっと今までと同じことを続けていれば、
今までと同じものしか手に入れられないのです。
同じ方法で施工しておれば、
画期的な原価低減も工期短縮も
望めないでしょう。
同じことをしていながら
違う結果を期待することを、
アインシュタインは
とんでもない愚かしさと定義しました。
また、マーク・トウェインは
次のように言っています。
「いまから二十年後、あなたは
したことより、しなかったことに
もっと失望しているでしょう」
新技術や新工法を採用し、
新規の協力会社と仕事をすることは、
リスクがあります。
しかし、安全地帯をはなれ、
予測されるリスクをとらなければ、
大きな成果をおさめることはできません。
リスクがなければ、報酬はありません。
「失敗したところでやめるから失敗になる。
成功するまで続けられたらそれは成功になる」
とは、松下幸之助翁の言葉です。
建設工事は
現地生産、一品生産だからこそ、
同じ現場は一つとしてなく、
チャレンジのしがいのある仕事です。
今、様々なICTを用いた
ツールやアプリケーションが開発されています。
「うまくいくだろうか」
と思うことも多いでしょうが、
ぜひチャレンジしたいものです。
ハタ コンサルタント株式会社では、
建設技術者の育成を支援する目的で
「建設技術動画 見放題サービス」
を開始しました。
毎月定額料金で、
原価低減、工期短縮などの建設技術動画を
全社員が見放題というものです。
「動画で教育ができるのか」
とお考えの方もいるかと思いますが、
ぜひ一度新たな教育手法に
チャレンジしていただきたいと思います。
詳しくは、以下をご覧ください。
『3週間続ければ一生が変わる2』
ロビン・シャーマ著を一部参考にしました。