50歳すぎて「もう年だから学ばなくて良い」という人の末路【がんばれ建設2193】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年11月10日
NO2193
◆50歳すぎて「もう年だから学ばなくて良い」という人の末路
ビートたけしさんは76歳ですが、
ピアノを練習しているのだそうです。
美輪明宏さんは88歳、黒柳徹子さんは90歳で、
今なおテレビなどで活躍されていますが、
その影でとても勉強をされているそうです。
芸能界のような競争の激しい世界で、
長年、活躍している方は、
好奇心と向上心が強いだけでなく、
勉強を勉強と思っていない方が多いようです。
気になったことはすぐ調べて、
自分の気がすむまで学び続けることが
当たり前になっているのです。
勉強は、「するべき」ものでも
「しなければならない」ものでもなく、
気がつけば 「してしまっている」もの。
そのくらい日常の習慣になれば、
勉強を楽しめるようになるかもしれません。
先日ある建設会社で出会った方は、
毎年1つ資格を取得されているとのこと。
しかも「勉強するのが楽しい」とおっしゃっていて、
テレビや映画を観るより勉強している時間が
充実していると笑顔で話されました。
ハタ コンサルタント株式会社の研修の多くでは、
読書をすることを課題としています。
読書の習慣がない人は、
最初は「たいへんだ」と言っていますが、
3ヶ月ほど経つと異口同音に
「本を読むのが楽しくなった」と言われます。
私は、50歳を過ぎた技術者から
「私はもう年だから、勉強をする必要がない」
という言葉を聞くと、「一生勉強です」と話します。
前述したビートたけしさん、美輪明宏さん、
黒柳徹子さんより若いのに、
学ぶことを止めるのは早すぎます。
「好奇心を失った時、あなたは年老います。
夢を持たなくなり、真実の探求を止め、
征服すべき世界を失った時です。
新しいアイデア、新しい興味に開放的な時、
カーテンを開けて日光を入れ
新しい真実のひらめきを得た時、
あなたは若く、活気に満ちています。」
とは、ジョセフ・マーフィーの言葉です。
学びを楽しめる人生でありたいものです。
『頭のいい人の独学術』齋藤孝 著
を一部参考にしました。