「そのうち一緒に、お食事にでも行きましょう」はなぜNGワードなのか【がんばれ建設2194】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年11月13日
NO2194
◆「そのうち一緒に、お食事にでも行きましょう」はなぜNGワードなのか
お客様や協力会社の方々に対して、よく
「そのうち一緒に、お食事にでも行きましょう」
と言う人がいます。
これは、よけいなひと言であり、
NGワードです。
「さようなら」だけではそっけないので、
あまりその気がなくても社交辞令で
「そのうち一緒に、お食事にでも行きましょう」
というのでしょう。
そのときの、
相手の受け取り方はさまざまです。
「社交辞令だな」と受け止められるとよいのですが、
本気で誘われたと受け止められることもあります。
その場合、いつまでたってもお誘いがないと
「あの人は口先だけの人だ」
と思われてしまいます。
ではどうすればよいのでしょうか。
◆社交辞令の場合
「お食事にでも行きましょう」とは言わず、
「本日はありがとうございました。」
と言うとよいでしょう。
◆本当にお誘いしたい場合
「月末あたり、お食事しませんか?
ご都合をお聞かせください」
などと具体的な話しをするとよいです。
もしも夕食をお誘いするのなら
「今度ぜひお酒でも飲みながら
ゆっくりお話しを聞かせてください。
今月の下旬頃はご都合いかがですか?」
というように、
話を具体化して進めることが大切です。
それでもし相手の都合が合わない場合は、
その場で「代案日程」を出しましょう。
それでも調整がつかなければ、
相手が社交辞令で
「そうですね」と返事をした可能性もあるので、
無理に誘わないほうが迷惑になりません。
本気と社交辞令を勘違いしない、
させないよう意識しましょう。
「好かれる人の言葉選びを身につける
大人の伝え方練習帳」大野萌子著
を一部参考にしました。