社長ブログ

なぜ若手よりもベテラン社員の方が、活力が高いのか【がんばれ建設2204】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年12月6日
NO2204

◆なぜ若手よりもベテラン社員の方が、活力が高いのか

一般には、若手社員と一緒にいると現場の活力が高まり、

自らも若さを保つことができると言われています。

しかし、すぐれたベテラン社員とつきあうことで、

発奮させられ、元気づけられ、

若くなることも多くあります。

森信三さんは、

仕事に対する三つの秘訣があるといいます。

1)思い切って、とにかく手をつける「即今着手」。

2)一度着手した仕事は二等分線を越えるまでは「一気呵成」にやること。

3)仕上げはまず80点級のつもりで、絶対期限を遅らさない「拙速主義」。

さらに

「人間はおっくうがる心を刻々に切り捨てねばならぬ。

そして齢をとるほどそれが凄まじくならねばなるまい」

と言っています。

ベテラン社員の中で、

はつらつとして、元気がいい人たちは、

みなこの「おっくうがる心」がありません。

「即今着手」「一気呵成」「拙速主義」を実践者されています。

私がお付き合いのあるA社の平均年齢は60歳です。

もっとも若い方は40歳で、もっとも高齢の方は85歳です。

社員のFさんは65歳から趣味でピアノを弾き始め、

70歳の現在、ショパンを弾いています。

私は毎週末サッカーをしていますが、

練習会に集まる仲間の中で最高齢は86歳で

とてもはつらつとプレーされています。

西日本OBサッカー連盟の規定で

70歳を超えると銀パンツ、80歳を超えると金パンツ、

85歳を超えると紫パンツを履くことになっており、

それらの方々にはリスペクトして

プレーすることになっています。

この方々の姿を見ると、

ベテラン社員、ベテランプレーヤーの実践ぶりは、

若い頃よりすさまじいレベルに到達していると感じます。

私は大いに刺激を受け取っています。

ちなみに、ハタ コンサルタント株式会社には

68歳のコンサルタント社員が在籍していますが、

他のどの若手コンサルタントよりも

行動的で勉強熱心です。

あなたの周りの

すぐれたベテラン社員、職人とつきあうことで

活力が高まることでしょう。