「もう60歳」ではなく「まだ60歳」と考えるべき理由とは【がんばれ建設2215】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年1月15日
NO2215
◆「もう60歳」ではなく「まだ60歳」と考えるべき理由とは
60歳を超えると、
「私はもう歳だからICTはわからない」
「デジタル音痴だからパソコンが苦手だ」
「新技術や新工法より、使い慣れた従来工法がいい」
などと言う人が増えてきます。
ところが、現代は昔より
覚える量も知識量も圧倒的に多いので、
昔の年齢を1.5倍ぐらいにするとちょうどいい
という考え方があります。
これを「歴史換算年齢」と呼ぶことにします。
例えば、歴史上の人物でいうと
ナポレオンは35歳で皇帝になった
ブッダは29で出家した
坂本龍馬は32で暗殺された
夏目漱石、織田信長、西郷隆盛は49歳で亡くなった
のですが、これらを歴史換算年齢に置き換え、
年齢をすべて1.5倍にすると次のようになります。
ナポレオンは53歳で皇帝になった
ブッダは44で出家した
坂本龍馬は48で暗殺された
夏目漱石、織田信長、西郷隆盛は74歳で亡くなった
これは、現代の感覚で考えるとしっくりきます。
こう考えると
「私は60歳だから新しいことはわからない」という人は、
歴史換算年齢にすると
「私は40歳だからどんどん新しいことに取り組もう」
ということになります。
私は今62歳ですが、
1.5で割ると、41歳で働き盛りという訳です。
純米大吟醸「獺祭」で有名な
旭酒造株式会社 桜井会長は
『私(桜井会長72歳)は115歳過労死を目指し、
葬式の挨拶は「志半ばで・・・」と言うように』
と息子さんに伝えているそうです。
115歳は歴史換算年齢でいうと、77歳です。
ちなみに、徳川家康は73歳で亡くなっていますので、
櫻井会長の言葉とつじつまが合います。
このお話しを聞いてから、
私も115歳まで第一線で活躍したいと
思うようになりました。
歴史換算年齢で考えて、
気持ちを若く持ち続けたいものです。
『モチベーションの見つけ方』角田陽一郎著
を一部参考にしました