社長ブログ

働き方改革を成功させるためにはChatGPTの活用が欠かせない【がんばれ建設2227】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年2月9日
NO2227

◆働き方改革を成功させるためにはChatGPTの活用が欠かせない

4月より働き方改革関連法が施行され、

建設業でも残業時間の上限規制が始まります。

多くの会社で、業務の効率化を検討されているでしょう。

そのとき、ぜひ活用してほしいのがChatGPTです。

◆指示文「プロンプト」の工夫が必要

ChatGPTを利用する際には、

指示文「プロンプト」を工夫することが重要です。

プロンプトを書くときのポイントは、次の3つです。

1)一文一文を短く書く

2)してほしくないことを明確にする

3)無茶振りをする

部下や協力会社に仕事を依頼するときと同じで、

できるだけ明確に指示を与えることが大切です。

とくに、1)と2)を意識して記載することで、

「どんな出力を出してほしいのか」を

明確に伝えることができます。

通常は無茶な業務の依頼をすると、

相手から嫌な顔をされるかもしれませんが、

AIなら気にする必要はありません。

しかも、数秒で業務を実施してくれます。

「施工案を20個提案して」といったように、

できるだけ多くのパターンを出力させて、

よいものを選ぶという使い方がいいでしょう。

以下ChatGPT活用事例を3つ紹介します。

◆事例1 文章を整える

施工基準などのPDFファイルを

コピー&ペーストしたときに、

不要な空白や改行が入ってしまうことがあります。

そんなとき、ChatGPTにお願いをすれば、

きれいに整えて出力してくれます。

プロンプト

次の文章に対して以下の処理をしてください。

1 不要な空白を削除する

2 不要な改行を削除する

人材育成とは、その人に必要な資質(能力、熱意、考え方)を

教育によって高めることで

ある。

資質が向上すると、

行動が変わる。そして、行動が変わることで成果が出るのだ。

一方、その人の資質が向上したか

どうかは、外からは見えない。脳や心の中身が見えないように、

資質が上がったことは外見上、分からないのだ。

ChatGPTの出力

人材育成とは、その人に必要な資質(能力、熱意、考え方)を教育によって高めることである。

資質が向上すると、行動が変わる。そして、行動が変わることで成果が出るのだ。

一方、その人の資質が向上したかどうかは、外からは見えない。脳や心の中身が見えないように、資質が上がったことは外見上、分からないのだ。

◆事例2 問題作成プロンプト

部下のOJTのために、社内研修資料を作成する際、

問題文と解答例を作成する場合です。

プロンプト

# 命令書:

あなたは優秀な建設会社の社内研修教師です。

次の制約条件をもとに、確認テストを作成してください。

# 制約条件:

・解答の選択肢は4択で作成すること

# 出力:

1質問

2解答の選択肢

3解答

4解説

# 入力文:

・軽微な建設工事のみを請け負って営業する場合を除き,

 建設業を営もうとする者は,元請・下請を問わず

 一般建設業の許可を受けなければならない。

・発注者から直接工事を請け負い,かつ

 4,500万円(建築一式工事の場合は7,000万円)以上を

 下請契約して工事を施工する者は,

 特定建設業の許可を受けなければならない。

ChatGPTの出力:

1質問

建設業を営むにあたり、一般建設業の許可が

必要なのはどのような場合ですか?

2解答の選択肢

どんな規模の建設工事でも請け負って良い

軽微な建設工事のみを請け負う場合

軽微な建設工事以外のすべての建設工事を請け負う場合

5000万円以上の建設工事を請け負う場合

3解答

軽微な建設工事以外のすべての建設工事を請け負う場合

4解説

建設業を営むにあたり、軽微な建設工事のみを

請け負う場合を除き、元請・下請を問わず

一般建設業の許可が必要です。

これは、安全性や品質の維持を保証するための規制であり、

建設業界での基準を守ることを目的としています。

特に、発注者から直接工事を請け負い、

かつ特定の金額以上を下請契約して工事を施工する場合は、

更に厳しい基準である特定建設業の許可を受ける必要があります。

この場合の金額は、一般的な建築工事では4,500万円以上、

建築一式工事の場合は7,000万円以上と定められています。

◆事例3 工程作成プロンプト

あなたは建設会社の施工管理技術者です。

次の条件で、ネットワーク工程表を作成し

所要日数を算出してください

・所要日数はそれぞれ、A工事は3日、B工事は5日、

 C工事は4日、D工事は6日、E工事は3日

・最初にA工事を施工する

・A工事終了後、B工事、C工事を開始することができる

・D工事は、C工事に続いて施工する

・D工事、B工事終了後、E工事を開始することができる

ChatGPTの出力

プロジェクト全体の所要日数を算出した結果、16日が必要です。

各工事のスケジュールは以下の通りです:

A工事:0日目から開始し、3日目に終了

B工事:3日目から開始し、8日目に終了

C工事:3日目から開始し、7日目に終了

D工事:C工事終了後の7日目から開始し、13日目に終了

E工事:D工事とB工事の終了後の13日目から開始し、16日目に終了

これにより、プロジェクトは最短で

16日間で完成することがわかります。

ぜひ活用して、働き方改革を進めましょう。

「ChatGPT×教師の仕事」南部久貴著

を一部参考にしました。

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【編集後記】
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私は、ChatGPTを活用し始めて

約10%の効率化と、仕事の品質向上に

つながったと感じています。

使ってみようと思った方は

以下よりアクセスしてみてください。

Open AI

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