なぜ郷ひろみさんは24時間365日「郷ひろみ」なのか【がんばれ建設2241】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年3月18日
NO2241
◆なぜ郷ひろみさんは24時間365日「郷ひろみ」なのか
1年前、WBCで日本代表が優勝しました。
当時は栗山監督がチームを率いていました。
栗山監督はベンチで常に、選手たちが
奮い立つ言葉を使っていたことを
映画「憧れを超えた侍たち」にて観ました。
もしも栗山監督が選手を叱り飛ばしていたり、
「今日は負けだな」「あの選手は使えない」
などという投げやりな言葉を使っていると、
選手のモチベーションが下がったことでしょう。
「リーダーは何気ない言動をしてはいけない」
という言葉があります。
ここでいう言動とは、言葉、動作、表情です。
リーダーは何気なく「いやだなあ」という言葉を使ったり、
椅子を蹴飛ばすなどの投げやりな動作をしたり、
うつむいて暗く自信のない表情をしてはいけない
ということです。
もちろん人間ですから、
いやなこと、なげやりに感じることはあるでしょうが、
それを表現してはいけないのです。
何気ない言動をしないようにするためには、
自律(自身を律する)必要があります。
ルー・ホルツ
(殿堂入りを果たしたアメリカンフットボールの監督)
の言葉です。
《勝者は成果を上げるために自分を厳しく律する。
一方、敗者は自分を律することを罰則のようにみなす。
これが勝者と敗者の決定的な違いだ。》
仕事の際、すぐに自律するのが難しければ、
日常生活で意識するとよいでしょう。
◆自分を律して読書しなければならないと思いながら、
ついだらだらと過ごしてしまう。
→1日1ページの本を読む。
◆自分を律して健康的な生活を送らないと思いながら、
つい運動をしない。
→エスカレーターに乗らず階段を登る
◆自分を律して、なげやりな言葉を使わないようにしようと思いながら、
つい言ってしまう。
→言葉を発する前に6秒間がまんする
以前、歌手郷ひろみさんのテレビ番組を観ていると、
「私は24時間365日、郷ひろみとして過ごしています」
とおっしゃっていました。
つまり、多くの人が知っている
元気ではつらつとした「郷ひろみ像」を
いつも意識して行動しているということでしょう。
その結果、50年以上の間、人気を保っているのだと思います。
また、あるF1ドライバーは、
ホテルのブッフェスタイルの
レストランの野菜の前で考え込んでいました。
そして
「F1ドライバーが食べるべき野菜は、どれかを考えていました」
といったそうです。
一流の建設技術者、施工管理技術者として
ふさわしい言動をし続けたいものです。
『理想の自分をつくる100の法則』
ティボ・ムリス著を一部参考にしました。
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【編集後記】
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私は郷ひろみさんと同じ世代ですが
若いころはこんなに永く活躍されるとは思いませんでした。
今回のメルマガを書くにあたり種々調査しましたら
永く活躍するに値する努力をされていることが
よくわかりました。
私も負けずにがんばりたいものです。
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