社長ブログ

「入るを量り、出ずるを制す」となぜお金が残るのか【がんばれ建設2246】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年4月1日
NO2246

◆「入るを量り、出ずるを制す」となぜお金が残るのか

現在、株価が高騰しています。

また新NISAが始まり投資熱が高くなっています。

私は、建設業界の最新情報を得ることが目的で、

上場している数社の建設会社株を、

購入できる最低株数(100株)を持っています。

すると、株式を購入した建設会社から

毎年決算書が送られてきますので、

建設業界の好不調がよくわかります。

世界的大富豪のロックフェラーにはモットーがありました。

それは、 「うんと稼ぎ、うんと貯め、うんと寄付せよ」

という言葉で表現されます。

これが彼の一生を貫いたモットーでしたから、

ロックフェラーは、月給が二十五円のころから

月々キチンと貯金をし、それと同時に

毎週二銭ずつ教会に寄付することを忘れませんでした。

彼は一生で五十億円(昭和八年の貨幣価値で)を稼ぎ、

そのうちの三十億円を寄付し、

財産は二十億円ぐらいあったといわれています。

彼が石油業を始めて間もなくのころ、

ハンティングトンという兄弟職人に仕事を依頼しました。

そのとき、その代金の支払い方法で問題が起きました。

ロックフェラーは兄弟に一つの提案をしました。

「現金で払ってあげてもいいけれど、

それではすぐになくなってしまうから、

それだけの 額面の石油会社の株をあげよう」

兄のジョンは株を受け取ることを承知しましたが、

弟はすぐにお金が欲しいと言い、現金を受け取りました。

それから二十年が過ぎました。

現金を受け取った弟のハッフは20年前と同じく職人でしたが、

兄のジョンは百万長者になっていました。

私は個人の資産管理も、会社の財務管理も、

現場の原価管理も同じことだと思います。

基本は「入るを量り、出ずるを制す」です。

収入(売上)を増やすために

努力することは当然のこととして、

それを何に、いくら支出するかが重要だということです。

『人生を創る言葉』渡部昇一著を一部参考にしました。

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【編集後記】
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今朝は電車にて見るからにフレッシュマンと

おぼしき方々を見かけました。

すばらしい社会人としてのスタートを切ってほしいです。

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