社長ブログ

なぜ日本ハムの新庄監督は22億円の損害から立ち上がれたのか【がんばれ建設2252】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年4月15日
NO2252

◆なぜ日本ハムの新庄監督は22億円の損害から立ち上がれたのか

大谷翔平選手が窃盗事件に遭い、

7億円近い被害を受けました。

さぞ、精神的ショックが大きいことと思います。

また、プロ野球日本ハムの新庄剛志監督も

同じような被害に遭ったそうです。

新庄監督が現役引退直後に、通帳の残高を確認すると、

約22億円あるはずが、約2000万円しかありません。

実は資金管理を任せていた人物から

横領をされていたことが分かったのです。

新庄監督は次のように言っています。

「22億あると思って2000万だったら、どうします? 

さあ、野球終わった。22億でモトクロス場をつくって、

いろいろ遊ぼうと思って、フタをあけたら…

俺、4回くらい(残高を)見たもん。

そういう時って、笑いが出てくるんですよ。

(過去に巨額詐欺に遭った)矢沢永吉さんも言っていた」

さらに

「やられた方は、そういう(お金の)問題じゃないんですよ。

お金なんか、どうでもいいんですよ。

(新庄監督は)信用していた、親みたいに

かわいがってもらっていた人に

何十年もだまされ続けたことの痛みが、

どれだけ苦しいか。人間不信になりかける。

そこだけ」。

そして

「俺はポジティブだから、あの件がなかったら、

こっち(プロ野球界)に戻っていない。

トライアウトも受けてない。

この(監督という)経験をさせてもらえてない。

お金があったら、向こう(現役引退後に拠点としていたバリ)で

ヴィラをいっぱいつくって“BIGBOSSホテル”みたいなのを

つくってた(笑い)。それで暮らしていたと思う」

確かに、22億円あれば一生楽に暮らせたでしょう。

しかしそれがなくなったからこそ、

現在プロ野球監督として

充実した日々を送れているとも言えます。

現場では、失敗することが多々あります。

私は、ゼネコン勤務時に仮設計画をした際、

撤去のことを考えずに行ったばかりに、

数百万円の損失を出したことがあります。

十分にコンクリートの打設速度を計算して

施工しなかったばかりにセパが切れ、

型枠が崩れて、1千万円近い損失を出しました。

ハタコン起業後も、見積請求システムを

自前で構築しましたが、まったく使えず

ムダになってしまったことがあります。

しかし、新庄監督流に言えば、

だから今のハタコンがあると思います。

「成功か失敗かではなく、成功か成長だ」

だという言葉があります。

失敗ではなく、そのことで

成長できるチャンスを得たと考えれば、

大いに失敗をしたくなります。

大谷選手の大いなる活躍を祈っています。

日刊スポーツ3/31記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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4月もあっという間に中旬です。

新入社員はそろそろ疲れが出るころです。

先輩、上司は顔色をよく見てあげてください。

ハタコン新入社員研修に参加している新入社員のことも、

よく気をつけようと思っています。

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