なぜ新入社員、若手社員は報連相ができないのか【がんばれ建設2266】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年5月24日
NO2266
◆なぜ新入社員、若手社員は報連相ができないのか
新入社員や若手社員が
報連相(報告、連絡、相談)をすることが
できない、という話をよく聞きます。
ではどうすれば
うまく報連相ができるのでしょうか。
若手社員に伝えるべきポイントは3つです。
1)報告すべき悪いことは何か
2)話しかけてほしい、かけやすいタイミングはいつか
3)コミュニケーションツールは何を優先すべきか
1) 報告すべき悪いことは何か
「悪いことほどはやく報告せよ」
とよく言われます。
しかし若手社員にとっては、
何が「悪いこと」なのかがわからないのです。
そのため、「悪いこと」とは何かを
よく話しておく必要があります。
たとえば
・顧客からのクレーム
・現場でのミス
・ヒヤリハット
などです。
2) 話しかけてほしい、かけやすいタイミングはいつか
次に、報連相をするタイミングがつかめない、
上司や先輩が席にいないなど、
いつ話しかければよいのかわからないと、
若手社員は言います。
そこで、上司や先輩は
若手社員が話しかけやすい状況を
作ることが必要です。
たとえば
・朝は新聞を読むふりをして話しかけやすくする
・笑顔で若手社員に近寄り雑談をする
・一緒に昼ご飯を食べる
・今日一日どこにいるのかを部下に知らせる
などです。
3) コミュニケーションツールは何を優先すべきか
コミュニケーションツールには、
電話、メール、チャット(LINE等)
などがあります。
若手社員からすると、どのツールを使えば良いか
わからないことが多いのです。
「大事なことはメールでなく、電話で伝えよ」
「いちいち電話するのではなく、メールの方がいいよ」
などと言われると若手社員は混乱します。
そのため、どういう場合に
どのツールを使えば良いのかを
明確にする必要があります。
◆電話がいい場面
・迅速な対応が求められるとき
・細かいニュアンスを伝えたいとき
・確実に相手に伝えたいとき
◆メールがいい場面
・複数人に同時に伝えたいとき
・受け取る側の都合のよいタイミングで伝えたいとき
・内容を残したいとき
◆チャットがいい場面
・返信スピードを早めたいとき
・簡単な確認事項や報告をするとき
・複数人で確認・共有したとき
新入社員、若手社員にはぜひこの3つを伝え、
スムーズなコミュニケーションを図りたいものです。
1)報告すべき悪いことは何か
2)話しかけてほしい、かけやすいタイミングはいつか
3)コミュニケーションツールは何を優先すべきか
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【編集後記】
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報連相は大切ということは
新入社員研修でよく言われることですが、
上司こそ、報連相の大切さを
理解しなければいけませんね。
まずは私自身が上記の3つの伝えようと思います。
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