協力会社の方々から応援される建設技術者になるための4つの方法【がんばれ建設2311】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年9月18日
NO2311
◆協力会社の方々から応援される建設技術者になるための4つの方法
建設技術者は、
周りの人たちから応援されることが必要です。
お客様、協力会社、上司や部下、
近隣住民などから応援されない限り、
よい仕事はできません。
では応援される建設技術者は
どのような人でしょうか。
大切なことは
「ブリッジ」、つまりつなぐことです。
◆1)人と人をつなぐ。
その人が必要とされている人を
紹介することです。
専門技術を持っている人や
関係する協力会社を紹介すると喜ばれます。
◆2)人や組織の価値を言語化する
人や組織の価値を言葉にして
第三者に伝えてあげる「価値づけ」です。
相手の「自己重要感」を高める方法でもあります。
「Aさんは仕事が速くて丁寧です。
一緒に仕事ができてラッキーですね」
とAさんのことを知らないBさんに伝えます。
「C社は腕のいい職人さんが多くいて、
しかも皆さん長く働いているのですよ」
とC社のことを知らないD社に伝えます。
このように人と会社の橋渡しをすることです。
◆3)上司や部下が発言しにくいことを代弁して橋渡しをする。
自分が上司、部下の中間の立場にいるとき、
それぞれに言い分を代弁することです。
Bさん(部下)に対して
「Aさん(上司)は、Bさん(部下)が
より成長して欲しいという想いで
強い言い方をしているのだと思います」
Aさん(上司)に対して
「Bさん(部下)は昨日、夜遅くまで
現場の仕事を手伝っていたのです。
そのため書類の提出が遅れたこと、ご配慮お願いします」
◆4)誰かがシュートしやすいようにパスを出す(アシスト)役割をする。
協力会社が仕事をしやすいように、
できるだけ詳細に施工図を書く。
お客様が、その上司に説明をしやすいように、
事前に詳しく説明をする。
町内会長が、地元住民からの苦情対応を
しやすいように、地元対応を緻密に行う。
このように、
人と組織をつなぐ役割を果たしていると、
周囲の人から必ず感謝され、組織の重要な役割が
回ってくるようになります。
うまくいっている建設技術者は、
意識している、していないに関わらず、
みんなこの視点を使って考え行動しています。
『戦略的いい人 残念ないい人の考え方』
けーりん(唐仁原 けいこ)著を一部参考にしました。
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【編集後記】
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YouTubeショート動画をアップしました。
ぜひご覧ください。
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