社長ブログ

なぜ現場で、検査結果をごまかしてしまうのか【がんばれ建設2310】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年9月23日
NO2310

◆なぜ現場で、検査結果をごまかしてしまうのか

小さな悪事も積み重なれば、大きくなります。

小積もりて大となるがなり、という言葉があります。

悪事といっても

法を犯すことだけではありません。

朝礼や打ち合わせに遅刻する

書類の提出期限が遅れる

相手に暴言を吐く

あいさつをしない

検査結果に虚偽の内容を書く

こうしたことは、

自分では大した罪悪感がない分、やっかいです。

釈迦は次のように言っています。

『「私には報いが来るまい」といって、

悪を軽視してはならない。

水滴が落下すれば水がめも満たされる。』

日々の積み重ねが年月を経て

驚くほど大きな結果になるというのは、

誰もが実感するところでしょう。

たとえば、体重計に乗るたびに

微妙に増えていた数字を無視していたら

ワンシーズン前の服が入らなくなっていた、

なんて経験がある人がいることでしょう。

それが悪事となると、場合によっては

取り返しがつかない状態になってしまいます。

最初は検査結果を1mm2mm書き換えていたことが、

1cm2cmになり、それが現場で大問題になって

初めて、ようやく影響の大きさに気づくのです。

すると自らや会社全体の信頼低下に

つながってしまいます。

一方、逆に良いことをし続ければ、

必ず良い結果が得られるかというと、

必ずしもそうとは限りません。

真面目に良いことをしてきた人が、

病気で苦しんでおり、悪いことをしている人が

幸せそうに暮らしている例は、いくらでもあります。

原因に対して、

多くの場合はなかなか結果が出てこないのです。

しかし、20年、30年といった

長いスパンで見ると、必ず報いが来るようです。

人の命を預かる建設業だからこそ、

良い行いをし続ける必要があります。

『いい言葉が、心を掃除する』

ひろさちや著を一部参考にしました。

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