社長ブログ

なぜ部下や協力会社は施工管理技術者の指示を守らないのか【がんばれ建設2322】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年10月18日
NO2322

◆なぜ部下や協力会社は施工管理技術者の指示を守らないのか

施工管理技術者は、協力会社の方々や部下に

作業内容や手順を伝えることが大切な仕事です。

しかし、部下や協力会社が施工管理技術者の

指示を守らないことがよくあります。

これは部下が悪いのでしょうか。

施工管理技術者の伝え方がまずいことがよくあります。

つまり、相手が受け取りやすい方法で

ボールを投げ、相手がきちんとボールを

受け取らなければなりませんのです。

たとえボールを投げても、

相手が下や横を向いていたり、

ボールの受け取り方を知らなかったりすると、

受け取れません。

ボールを投げることを「指示」と言います。

そして相手がボールを受け取りやすい状態に

することを「支援」と言います。

人間関係は、この「指示」と「支援」の

バランスで成り立っています。

「指示」が多く「支援」がなければ

ハラスメントと感じられます。

一方「指示」がなく、ただ「支援」しかないと

カウンセラーであり上司ではありません。

ここで「支援」とは

相手を「機嫌がいい」状態に導くことです。

相手の機嫌を良くするためには、

褒めたり、ときには注意したり、

仕事を任せたりする方法があります。

また1対1で話を聴いて相談に乗ること、

一緒に食事をすることも「支援」です。

また、相手の機嫌をよくすること以上に、

自らが「機嫌がいい」という

状態でいることが重要です。

特に、上司や先輩と呼ばれる人は

必須の条件です。

自分の機嫌を自分でとり、

「機嫌がいい」を大事にしている人は、

それだけでまわりをごきげんな空気にしています。

逆に上司や先輩の機嫌が悪いと、

それだけで組織の雰囲気が悪くなります。

自分で自分の機嫌がとれるような

施工管理技術者になりたいものです。

『「機嫌がいい」というのは最強のビジネススキル』

辻秀一著を一部参考にしました。

*************************************************
【編集後記】
*************************************************

すっかり涼しくなり秋めいてきました。

温度の変化で体調崩している方が周囲に多いです。

くれぐれもご安全に。

*************************************************

読者数25,000人突破!

読者数日本一の建設業向けメールマガジン「がんばれ建設」無料会員登録はこちら

ダウンロード者数700人突破!

安全書類・現場関連書類テンプレート「ハタコン書式集」のダウンロードのための無料会員登録はこちら