逃げ出したくなったときに救ってくれる3つの言葉とは【がんばれ建設2330】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2011年11月11日
NO2330
◆逃げ出したくなったときに救ってくれる3つの言葉とは
リーダーがプラスの言葉を使うと、
現場が前向きな雰囲気になります。
プラスの言動とは、
「やれる」「できる」「大丈夫だ」などという
前向きで積極的な言葉です。
ところが、現場では
思いもよらないことがおきるもの。
そんなとき、つい
「だめだ」「無理だ」「どうしようもない」などと
マイナスの言葉を使ってしまいがちです。
そんな時でも次の3つの言葉を続けると、
プラス思考に転換することができます。
◆1.「とはいえ」
「工程を守るのは無理だ」と言ってしまったら、
とりあえず「とはいえ」と言ってみましょう。
「とはいえ、やれる範囲でやってみよう」
「とはいえ、何かできることはないか?」
そうすると、
ポジティブな言葉を言わざるを得ない状況を、
必然的に作ることができます。
◆2.「それはそれとして」
現場に問題が発生し
いっぱい、いっぱいになって
「どうしていいかわからない。どうしたらいいんだ」
と言ってしまったら、
「それは それとして」と言ってみましょう。
「それはそれとして、対処法を調べてみよう」
「それはそれとして、ご飯を食べてから考えよう」
思考の転換、気分の転換、
状況の転換に幅広く使えます。
◆3.「でも」
「でも」はポジティブな言葉の後に使うと
言い訳となります。
「今日中に図面を仕上げないといけない。
でも他にやることがあるので間に合わない」
ところがネガティブな言葉の後に
「でも」を使うと前向きな表現になります。
「また資格試験不合格だった。でも、合格するまでがんばるぞ」
「測量ミスをしてしまった。でも、すぐに現場に行ってリカバリーするぞ」
「でも」という言葉は、
逆接の強度が非常に強いです。
だから、「ネガティブ+でも」と言ってみると、
そのあとに「強烈なポジティブ言葉」が浮かびやすいのです。
前向きで肯定的な言葉を使うべき、
と分かっていても
ついネガティブな言葉を
使ってしまうことがあるものです。
特に現場で想定外のことが起きると
どうしても消極的になりがちです。
ただし、そこをなんとかしなければならないのが
建設技術者の仕事です。
そんなとき、
「とはいえ」「それはそれとして」「でも」
を使ってみましょう。
『言語化の魔力』樺沢紫苑著を
一部参考にしました。
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【編集後記】
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上部に書きましたように助成金を活用すると
社外研修費用が約50%になります。
ハタ コンサルタント株式会社では
かなり社員の教育に活用しています。
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◆社員研修に助成金を活用して人材育成、定着率を向上させる方法
11月25日(月) 13:30~15:00
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