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花巻東高校監督が語る大谷翔平の育て方とは【がんばれ建設2334】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年11月27日
NO2334

 

◆花巻東高校監督が語る大谷翔平の育て方とは

 

アメリカ大リーグで大活躍した、

大谷翔平選手・菊池雄星選手を育てた

花巻東高等学校硬式野球部監督の

佐々木洋さんのお話しを紹介します。

 

どのように指導したら

大谷選手、菊池選手のような

一流を育てられるのでしょうか。

 

その鍵は、「目標設定術」です。

 

佐々木監督が野球選手として

なかなか成果が出なかったとき、

本屋で見つけたのがナポレオン・ヒルの

『思考は現実化する』でした。

 

そこには、ワクワクする夢を描き、

目標を数値で具体的に表し、期限を決め、

それを紙に書き出すことなどが大事だ、

と書かれていました。

 

そこで、「28歳で最年少監督として甲子園に出る」

と書いたそうです。

すると花巻東高校の監督に就任することができて

本当に28歳で甲子園に出場することができました。

 

そこで、生徒にも、夢は目標にセットし、

詳細に計画を立て、具体的に行動すれば、

必ず夢に近づくんだと伝えました。

 

大谷翔平選手が入部してきた時は、

「先輩の雄星さんみたいになりたい」

と言っていたそうです。

佐々木監督は、

「それでは雄星以下になってしまう。

 雄星を越えると言え」と指導しました。

 

すると、当時菊池選手は

155キロの投球をしていたので、

大谷選手は「163キロが目標」と書いたのです。

 

菊池選手も大谷選手も、入部してきた時から

間違いなくプロに行ける選手でしたが、

佐々木監督は自分にプレッシャーを与えるため、

「ドラフト1位で送り出せなければ

 監督を辞める」と宣言しました。

さらに「その上のメジャーへ送り出す」という

目標を掲げて二人と共有していました。

 

佐々木監督が描いた夢と目標は達成され、

二人ともアメリカで大活躍しています。

二人はたまたま海を渡ったのではなくて、

高校の時に自ら思い描き、

自らの脚で海を渡ったのです。

 

野球と建設業は異なりますが、

上司が部下を育成するということは

同じことです。

ワクワクする夢を描き、

目標を数値で具体的に表し、期限を決め、

それを紙に書き出すことをぜひ実践したいものです。

 

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『致知』2019年12月号の記事を

一部参考にしました。

 

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【編集後記】
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大谷選手のMVP受賞は、同じ日本人として

誇らしい思いです。

建設工事現場のMVPを目指したいものです。

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