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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年12月2日
NO2335
◆期待を裏切る新入社員には、何を教えれば良いのか
4月に新入社員を採用予定の
建設会社が多いことでしょう。
ところが期待を裏切る新入社員が
入社することがあります。
期待を裏切る新入社員の態度・言動とは、
具体的には以下のようなものがあります。
◆権利ばかり主張する一方、義務の遂行に対する責任感が弱い
「上司に夕食に誘われた場合、それは残業になるのでしょうか」
◆理屈をこねまわし、納得できないことはやらない
「何度も現場に行くのはムダだと思います」
◆最初からチャレンジすることを放棄している
「それは教えてもらってないのできません」
◆他責の姿勢で言い訳が多い。「申し訳ありません」という反省がない
「私は先輩から教えてもらったとおりにやっただけです」
◆他者から受けた恩恵に対する感謝の気もちや「ありがとうございます」ということばが足りない
「上司が部下である私に教えることは当たり前のことです」
このような態度・言動をとる新入社員に対して、
周囲の人たちは苛立ちを感じてしまいます。
やがて心理的な距離を置くようになり、
その結果新入社員が孤立して、
ついには辞めてしまうことになりかねません。
ではどうすればよいのでしょうか。
私は、「性格は変えられないが、
行動は変えられる」と考えています。
前向きな性格ではない人を、
前向きな性格に変えることはできません。
しかし行動を変えることはできるでしょう。
新入社員には、次の3つの行動をするよう
教育するのが良いと思います。
1. すぐ行動
指示されたり、注意されたりしたことは
すぐに行動するということを教えます。
例えば、「元気に挨拶しよう」と言われたら
その場で大きな声で「おはようございます」と
言うということです。
2. 喜び上手
新入社員は、他の方から教えられたり、
気を遣ってもらったりすることが多いものです。
その時に、上手に喜ぶことを教えます。
ちょっと大げさに「ありがとうございます」
「うれしいです」などというと、
上司や先輩から可愛がってもらえます。
3. 報告まめ
現場の状況や仕事の様子を
まめに報告することを教えます。
こまめに報告すると上司や先輩は安心しますが、
報告がないと不安になります。
どんな小さなこともすぐに報告するとよいでしょう。
上司、先輩は、この3つの行動が
「可愛がられる存在」になるために
必要であることを教えます。
そして、彼ら彼女たちが日々実践できるよう、
指導をしていただきたいと思います。
「新入社員の育て方セミナー」(無料)を
オンラインで開催します。
4月に新入社員を迎える会社の方は、
ぜひご参加ください。
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【編集後記】
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いよいよ師走12月です。
本日より1名コンサルタントとして
入社していただきました。
活躍されますこと、祈っています。
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