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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年12月27日
NO2345
◆60歳すぎても現場で活躍する人と、年老いた人は何が違うのか
私は今63歳ですが、
同年代である60歳代の人の中には、
ますます元気な人と、
すっかり年老いたように見える人がいます。
東京都知事であった石原慎太郎さんは、
89歳で亡くなる1年前まで、
作家として執筆されていました。
そして次のように言っています。
「ある年齢にまでなると今までとは逆に、
健全な精神が老いていく肉体を守ってくれるのだ」
若いうちは、
「健全な精神は健全な肉体に宿る」ので
肉体を鍛える必要があります。
しかし、ある年齢にまでなると、
健全な精神が老いていく肉体を
守ってくれるのです。
石原さんは、健全な精神、
つまり気力が衰える肉体を
カバーしていたのでしょう。
年齢に関わらず
いかにも年寄りという見映えの人は、
気力を失った人間です。
逆に気力に溢れた人はその年齢に関わらず、
元気に活躍しています。
安岡正篤師は「気力」について
こう語っています。
『気力が旺盛であるということが
個人的にも民族的にも大事なことで、
気力を弱くしてしまったら、教養が多少あろうが
頭脳・知性が優れていようが、
技能が発達していようが問題でない。
気力というものが一番大事で根本的なものである』
現場で悪天候が続いたり、
近隣クレームがひどかったりしても、
何くそと向かっている気力がある人は、
60歳はもちろんのこと70歳になっても
見事に現場施工をやりきるでしょう。
今後の建設会社では、
定年が70歳となる日も近いと思います。
気力を充実させて、
生涯現役で活躍したいものです。
『自分の頭で考えよ』
石原慎太郎著を一部参考にしました。
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【編集後記】
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年内のメルマガは今日が最終号です。
どうぞよいお年をお迎えください。
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社長ブログ