エアポートメンテナンスサービス株式会社|現場に根ざした人材育成で、
空港の安全と品質を守る〜段階的な教育で“誰に聞いても同じ答えが返って
くる”組織づくりを目指して〜
成田国際空港のグループ会社として、空港インフラの保守・管理を担うエアポートメンテナンスサービス株式会社。
日々、空港の安全と機能を支える現場の最前線で働く技術者たちの育成には、
現場感覚に合った実践的な研修が求められていた。
そんな中、ハタコンサルタントとの出会いが転機となり、社内の研修体制に大きな変化が生まれつつある。

空港を支える「縁の下の力持ち」
エアポートメンテナンスサービス株式会社は、成田国際空港株式会社(通称:NAA)のグループ会社として、
空港施設の保守・管理を担う企業だ。
「当社は、土木・建築分野における構造物の点検、維持管理を中心に業務を行っています。
点検から設計、施工までを一貫して対応できるのが特徴です」
また、2023年7月からは「第3滑走路」プロジェクトに対応する専門部署「機能評価推進部」も新設され、
大型案件にも積極的に対応している。
汎用的な研修では、技術者には届かない
ハタコンサルタントとの接点が生まれたのは、既存の社内研修に課題を感じたことがきっかけだった。
「当初は、事務系と技術系が同じ研修を受けていたのですが、
技術者にとっては内容が汎用的すぎてスキル向上につながらないという声が上がっていました」
特に建築事業部から「専門性の高い研修を実施したい」という強い要望があり、
社内で「教育訓練プロジェクト」を立ち上げた。
そこで、技術系と一般職の研修を分ける方向性が決まり、インターネット検索でハタコンサルタントを知ったという。

「建設技術に特化」した研修を求めて
導入の決め手は、建設技術に特化した実践的な内容だった。
「技術者のスキルアップを目的に、建設分野に強いハタコンサルタントさんを選ばせていただきました。
検索してすぐに見つかり、内容も求めていたものでした」
研修を通じて、参加者からは概ね好評の声が多かった。
特に「課題に取り組むスタイル」が良かったという。
「日常業務の中でも意識して取り組む姿勢が生まれたという点で、非常に良い効果が出ています。
フォローアップ研修では一部の前向きな社員から“もう少し内容が濃くてもよかった”という声もありましたが、
それも前向きな改善要望として受け止めています」

今後目指すのは「段階的な教育」と「一貫性」
今後の人材育成については、社員全員が共通の知識を持てる状態を目指している。
「どの先輩に聞いても同じ答えが返ってくる――それが理想です。
そのために、段階的な教育体系を構築していきたいと考えています」
また、実務で必要な資格についても、
「現場経験を通じて、確実に一発で取得できるような育成体制を整えたい」とのこと。
ハタコンサルタントへの期待と、今後の協力体制
最後に、ハタコンサルタントに対する今後の期待についても語っていただいた。
「講習会では、教科書では学べない実務的なことが学べるのが魅力です。
また、講師の方々が非常に熱心に取り組んでくださっているのが、参加者にも伝わっていると感じています」
一方で、人気の高い新入社員研修などはすぐに満席になることもあり、
社内でも予約のタイミングを早めるなど調整を進めているという。
実務に根差した教育で、空港の安全を支える人材を育てる
空港という社会インフラの要を支えるエアポートメンテナンスサービス株式会社。
その現場には、専門性と柔軟性、そして一貫した対応力が求められる。
「ハタコンサルタントさんには、今後も段階別・実務型の教育支援でご協力いただければと思っています」
安全・安心を守る技術者たちの成長を支える教育体制は、こうして着実に進化を続けている。
