若手技術者の「現場を見る目」と「感性」を養う技術者教育で、
早期の自立を図る
働き方改革への対応として業務効率化が進む中、
若手技術者の育成と品質管理の徹底が急務となっていた奥村組土木興業株式会社様。
若手技術者育成の一環として、ハタコンサルタントの研修を導入されました。
その背景と成果について、担当者様にお話を伺いました。
■ 導入の背景:業務効率化と、現場管理の基礎力強化の両立
── 今回、研修をご依頼いただいたきっかけについて教えてください。
当社では、業務効率化として、ICT技術の導入と本社における後方支援業務を積極的に取り組んでいます。
これらの取り組みの効果を最大化するためには、現場管理の基礎力が必要不可欠であると判断しました。

── 現場ではどのような問題が起きていたのでしょうか?
現場では、業務効率化を図るために、ICT技術の利活用及び品質管理書類の作成、
立ち合い業務の一部を、本社や専門業者に委託しています。
現場技術者は、ICT技術を活用するためのスキルを習得することに時間を要することや、
品質管理書類の作成および立ち合い業務を外部委託することにより、
現場管理の基礎力を養う機会が減少しました。
その結果、一部の現場では、社員自身が書類の内容を理解せず、
チェック機能が働かなくなるという悪循環に陥っている状況がみうけられました。
そこで、会社としては、品質上のミスや不具合が発生しないように、早急な対策が必要と判断しました。
■ 依頼の決め手:現場の実情を知る「信頼」と「実績」
──外部研修を選択された理由は何ですか?
ハタコンサルタントさんには10年前に「現場代理人研修」を依頼した実績があり、
その際にしっかりと指導していただいた印象が残っていました。
降籏社長の熱意や指導力もよく分かっていましたので、
「降籏社長なら何とかしてくれるだろう」と信頼して依頼しました。

■ 研修の成果:「何を見ればいいか分からない」からの脱却
── 実施した研修の反響はいかがでしたか?
受講者からは「初めて知ったことが多かった」という声が多く寄せられました。
研修を通じて「仕様書のどこを見ればいいのか」「どういう心構えで現場に向き合うべきか」
が明確になり、現場での評判も上々です。

■ 今後の展望:現象の背景を読み解く「感性」豊かな技術者を育てる
── 今後の人材育成の方針についてお聞かせください。
基本的な知識は本社の技術部が教えますが、私たちが目指しているのは、
その知識を使って現場を見た時に「あ、これはまずいのではないか」と気づける「感性」を磨くことです。
現場管理に必要なことは、現場で発生するさまざまな現象の根っこにある背景を想像できることです。
そうした「現場を見る目」と想像力を持った、対外的にも認められる技術者を育てていきたいと考えています。
── 本日は貴重なお話をありがとうございました。
