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ベトナム人 高度人材紹介事業

折からの人手不足を解消し、建設会社の業績向上を目的として、2019年よりベトナム人高度人材紹介事業を開始いたしました。

目 的 建設会社の人手不足を解消し、施工管理技術者、設計技術者の増強を図り、今後の少子高齢化社会においても建設業の継続的発展を目指します。
背 景 建設技能者は「技能実習生」制度により、ベトナム、中国、ミャンマーほかより日本の建設現場にて活躍しています。
一方、施工管理技術者の人手不足は「技能実習生」制度では解決することができません。
そこで、このたび「技術者」の紹介事業を開始しました。
学 生 ハノイ交通運輸大学土木工学科、建築工学科卒業した学生から約50名を選抜し、約1年間日本語教育を実施します。
日本語教育の到達目標はN4レベル(優秀な学生はN3レベル)です。
その後日本の建設会社にて、施工管理技術者、設計技術者として業務します。
入社までの流れ 大学卒業(2021年12~2022年1月)
日本語クラス開講(2020年5月~2020年3月)
      その後、ビザ取得
2021年 7月ころ建設会社にて業務開始
※運転免許取得には9ヶ月(自動車学校6ヶ月、ベトナムでの運転実績3ヶ月)がかかります。
 内定を定時後すみやかに自動車学校の入校をさせてください。
 費用負担は企業様に行っていただきます。金額は約4万円~6万円です。

在留資格種類;「技術・人文知識・国際業務」

「技術・人文知識・国際業務」の在留資格は、日本国内の企業との契約に基づいて行う、自然科学の分野(理科系の分野)の専門的技術若しくは知識を必要とする業務に従事する外国人を受け入れるために設けられたものです。
具体的な職種としては、理系では、システムエンジニア、プログラマー、設計、生産・施工技術などが挙げられます。
なお、技術人文知識国際業務では、いわゆる単純労働系の仕事は該当しません。



●技術・人文知識・国際業務ビザ取得の要件

外国人が上記の職種に従事する場合の要件としては、大学若しくは専門学校を卒業している又は実務の経験がある必要があります。(一部例外を除く)。

学歴要件
●大学(短大含む)を卒業したもの
 大学は日本、海外の大学どちらでも構いません。
●専門学校を卒業したもの
 専門学校の場合は、日本国内の専門学校である必要があります。

●技術・人文知識・国際業務ビザ申請のポイント

本人の経歴

技術人文知識国際業務の在留資格取得にあたっては、本人の学歴が非常に重要です。 本人がどのような内容を専攻したのか、この専攻内容と就職する会社での職務内容が一致していなければなりません。その為、卒業証明書や成績証明書で本人の専攻内容を確認するこが重要となります。


●雇用する企業の経営状態

企業側の経営状態も審査の重要なポイントとなります。事業の安定・継続性が判断されることとなります。
その為、通常は決算書を入管申請時に添付します。
経営状態が良い会社であれば問題ないのですが、大幅な赤字決算で、事業の安定・継続性が乏しい会社の場合、審査が厳しくなります。ただ、赤字だから就労ビザが下りないということではなく、事業計画書などを作成し、黒字化していく今後のビジョンをしっかり説明できれば問題ありません。実績のない新設会社も同様です。


●日本人と同等の給与を得ること

外国人を雇用し、技術人文知識国際業務の在留資格を取得していくためには、外国人が日本人と同等の給与をもらうことが条件となります。外国人だからという不当な理由で、給与を下げてはいけません。


ハタ コンサルタント株式会社の役割

● 学生の選定;日本の建設会社で働くことができる能力があるか、長く日本で働く意欲があるか、施工管理技術者、設計技術者としての資質があるか
● 学生と建設会社との接点の構築、マッチング
● 日本語教育(総合商社双日が共同にて実施)
● 優良人材紹介事業として関与(紹介手数料 100万円/人)
● ビザ取得行政書士の紹介(ビザ取得費用は別途 約20万円)
● 教育支援、キャリアプラン作成支援等紹介以外の業務は別途手数料がかかります
● 入国後の生活支援は総合商社関連会社が対応の相談可


参考資料:ベトナムの大学ランキング

ベトナムの大学進学率約30%なので日本の51.5%(平成27年文部科学省発表)と比べても大学進学率は低いです。
ベトナムの大学は大きく分けてベトナムの首相直属の国家大学、教育・訓練省に属する国立大学(地方総合大学や専門大学を含む)、私立大学があります。

以下のベトナムの大学ランキングは toplist.vn 内にあるTop 30 trường đại học hàng đầu Việt Nam năm 2016(外部リンク)を参考にしています。

このうち、太文字が土木、建築系学部のある大学です。
1ハノイ工科大学:国家大学ホーチミンの工科大学
2ハノイ土木大学:理系TOPハノイ工科大学より分離した土木大学
3ハノイ交通運輸大学:土木・建築を含むインフラ国立大学


参考【ベトナム大学ラインキング】
01位 ハノイ工科大学
02位 ベトナム国家大学ハノイ校
03位 貿易大学
04位 ディプロマティックアカデミー
05位 ハノイ師範大学
06位 ホーチミン市工科大学
07位 カントー大学
08位 ヴィン大学
09位 ダナン大学
10位 ハノイ医科大学
11位 ホーチミン自然科学大学
12位 金融マーケティング大学
13位 ハノイ大学
14位 ハノイ土木大学
15位 ハノイ経済大学
16位 ハノイ商科大学
17位 タイグエン大学
18位 ベトナム国家大学ホーチミン市校
19位 ハノイ交通運輸大学
20位 アカデミーオブファイナンス
21位 ハノイオープン大学
22位 ハノイ産業大学
23位 ベトナム労働組合大学
24位 トゥイロイ大学
25位 ハノイ鉱山・地質大学
26位 ハノイ国立音楽アカデミー
27位 フエ大学
28位 ダナン工科大学
29位 ハノイ薬科大学
30位 ベトナム銀行アカデミー


● 国立 ハノイ交通運輸大学

英語表記 University of Transport and Comunications
ベトナム語表記 Đại học Giao thông vận tải
略称 UTC
大学の紹介 ハノイ交通運輸大学は、ベトナムの大学における交通運輸の分野では最も古く最大の大学です。
エリア 北部 ハノイ(Ha Noi)
住所 3 Cau Giay,P.Lang Thuong,Q.Dong Da,Ha Noi
創設年 1962年
ホームページ http://utc.edu.vn/
学生数 約29,000名


● 日本語レベル

N1 幅広い場面で使われる日本語を理解することができる。
N2 日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる。
N3 日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる。
N4 基本的な日本語を理解することができる。
N5 基本的な日本語をある程度理解することができる。