格正建設株式会社（広島県）・
四辻　範久／～未来ある仕事の魅力を若手技術者に伝えたい～

　私は、小学生のころからずっと建設が大好きです。

　小学生のころには、父が行っていた現場によくついていきました。護岸の水たたきコンクリートを打設する工事では、仕上げを夜中に施工する際、照明を当てるのを手伝いました。当時はまだ子供で、詳しいことはよく分らないまま父について行きました。しかし父がコンクリートをならし終えたあと、照明に照らされたコンクリート表面がピカピカ光ってとてもきれいで感動したことを今でも覚えています。

　その後も建設業に関わる仕事に就くという思いはブレず、高校は土木科に進みました。一生懸命勉強をして、土木専攻分野の教科では、全て5段階で5をとり続けました。高校卒業前に建設会社への入社が決まっており、夏休みにもアルバイトで河川改修工事を行いました。

　その後、就職し建設業一本で19年目を今現在歩んでいます。

　入社から3年間はとにかくがむしゃらに働きました。仕事に行き詰った時には上司や父に相談し解決してきました。おかげで今では一級土木施工管理技士を取得し、現場責任者として現場を進めています。

　建設業は世の中に必要不可欠な仕事です。今後も安全第一、健康第一で、建設業に携わり続けます。わが社では、高校生を対象に現場見学会を3年連続で実施しています。若手技術者を育て、未来ある仕事の魅力を教えていきたいです。