一人前の建設技術者になる!資格取得に向けてやるべきこととは?~新入社員ノリスケの場合~
エピソード①建築現場にて・・・
生コンの量が足りないようだけど、後からくるの?
えっ?!ああ!!生コンが足りない!どうしよう?!!!
どうするんだ!これじゃあ、次の作業ができないだろ!
ご、ご、ごめんなさーい! えーーん(泣)
(ノリスケは先輩ノブアキのところへ泣きながら走っていく・・・)
せんぱーい。たすけてー!!どうしよー?!
どうしたんだ?のりすけ。(ハナホジー)
生コンでも発注し忘れたか。ハハハ笑
そーなんです!!
じつは、3と8の手書きの文字読み間違えて
生コンの量が足りなかったんですー。
どうしましょう?!職人さんたち、すごく怒ってますよー。
ええええ!?おいおいおい、確認しなかったのかよ。。。
まずは、落ち着け。深呼吸だ。
うーん、、、確か俺が昔ミスったときは、、、
必要な厚みを確保して仕上げて、、、、
えーっと、、、不足部分は垂直に板などを入れて、、、
そうだ!!出来上がり面積を減らすしかないな。
それですすめるよう指示してくれ!
次からは、生コンの発注量をまちがえんなよ!早くいけ!
のぶさん!ありがとうございます!!!
いってきます!
ミスの仕方が小学生だな、、うーむ、、
これじゃあ、先が思いやられるな・・・俺の評価含めて。
(お昼休憩にて・・・)
のりすけ、ちょっと話がある。
なんですか?
建設業界は一級施工管理技士の資格をとらないと一人前とは言えない。(俺持ってないけど)
でも、のりすけは、まだ二級の資格ももっていないだろ?
二級の資格も、学科と実地の試験があるんだ。
実地は、記述式といって、自分で文章を書かなきゃいけない。
今ののりすけに人にわかる文章を書けると思うか?
というかそもそも読める字が書けるか?
ぼくは、文章書くのは苦手で、頭がぐるぐるしちゃいます。
最近スマホは打ちますが字は書いてないです。
そうだよな・・・。お前の目も見たら
ガソリンじゃなくてガリリンに読めたもんな!
えーん!!
これじゃ二級施工管理技士の資格も
取れなさそうですよね?
大丈夫!
神社行って神頼みでクリアじゃ!!(はなほじー)
ありがとうございます!
それならできます!
あほか!!笑 冗談じゃ!
『技術者の品格其の一』をいの子さんのおすすめで読んだんだ。
はじめは、本を読むのとか、文章を書くのとか、苦手だったけど、
この本は 読みやすいし、現場の仕事と共感できることもあって、おもしろかった。
本を読むと、文章の書き方も自然と身についてくるから、
前よりも 文章をうまく書けたと思うし、
二級施工管理技士の資格もとれたから 一石二鳥だよ。
のりすけでも読めると思うから読んでみ。
でも、本を読む時間なんてないですよ。
先輩はいつ読んだんですか?
確かにないよな。
でも本を読む時間は自分で作るんだよ。
電車の中、寝る前の15分とか、、
読み始めると案外スラスラ読めるから自信付いたな。
試しに読んだらわかるよ。俺も実は最初は嫌々読んだんだけどな笑
ノブさんも最初は嫌々だったのですね笑
そこまでいうなら、読んでみます。
読み切る自信はないけど・・・。
まあどちらかというと、
自分が将来的に楽するために
今のうちに読んでおくっていう程度のモチベーションでも良いと思うぞ。
難しい本より、業界の話で字も大きなものの方がいいだろ。
わかりました!
とりあえず読んでみます!明日から。
今日の帰りからな。
建設業界は、資格の取得が必須!
建設業界は一級施工管理技士の資格をとらないと一人前とは言えません。
しかし、のりすけは新入社員で現場に慣れるのにも精一杯な状態です。
現場に慣れたとしても、忙しい業務の合間に
資格勉強を始めることは容易ではありません。
また、勉強を始めようと参考書を買ったとしても、
解説本は難解なものが多いため、挫折してしまうこともあります。
また、一級施工管理技士の資格では筆記試験があるため、
文章を書く力も欠かせません。
それには、まず本を読む習慣を身につけることも重要です。
このような話を聞くと、
「自分には資格を取得することができない」
と諦めてしまう方もいるかもしれません。
ですが、建設業の資格取得への第一歩として、
誰でもすぐに取り組めるおススメの方法があります。
資格取得までの勉強法
それは、
②建設業の初歩的な内容が分かる
①誰でも分かる文章で書かれている
そのような本をまずは読むということです。
普通の書店では難しい参考書ばかりが並んでいますが、
書籍「技術者の品格」は新入社員でも理解ができる内容です。
資格取得を目指す人、あるいはその教育担当者の方は
ぜひ参考にしてみてください。
ハタ教育出版ベストセラー「技術者の品格」シリーズ 第五弾!
一流の建設技術者になるためには、どのように学び、行動したら良いのか。
その秘訣を教えます。