建設会社のお困りごと支援 ハタ コンサルタント株式会社

社長ブログ

【がんばれ建設】NO 1342【最新技術】「ドローンで1t級の資機材を運ぶ」

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ がんばれ建設 ~建設業専門の業績アップの秘策~ 作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年6月18日 ************************************************** 今日の一言 「ドローンでコストダウン」 ************************************************** 私は、水力発電所新設工事を担当したことがあります。 山の奥深くに取水口を建設し、管路を設置し水槽に誘導し 一気に落下させタービンを回して水力発電するものです。 取水口工事の建設現場は工事用道路がなく、大規模な資機材は ヘリコプターで運びますが、小規模なものは、人力でかついで 持って上がりました。 できるだけヘリを使いたいのですが、費用がかかりますし ちょっとしたものはかつげ、と言われ必死で歩いたものです。 そのおかげで随分体力が増しました。 東京電力パワーグリッド(東京都千代田区)は、山間部の送電線 工事の際に、大型の重機や資材をドローンで運搬する技術の開発 に取り組んでいます。 ドローンの機体中央から放射状に配置された複数の回転翼を、 同時にバランスよく回転させることで飛行するマルチローター 技術を使います。 運搬する対象は、鉄塔材の他、送電線に付属する絶縁体「がいし」 やスペーサーといった器具、残土や重機などを想定しています。  これらをヘリコプター輸送と同様に、「もっこ」に入れ、落下 防止対策を講じたうえで運搬する方法を検討しています。  同社ではこれまで山間部に送電線設備を設置する工事の度に、 貨物用のモノレールや、索道を建設していました。 年間当たり数億~数十億円の費用を要していました。  開発中のドローンは、ある程度の風速や風雨を想定し設計して います。  ドローンで重い資機材を運べるようになれば、山間部などにお ける土木工事にも適用が可能です。 私が施工していたときに、この技術があればもっと楽ができたのに と思いました。 本技術、早期に実用化されることを期待しています。 参考文献:日経コンストラクション 参考ウェブサイト:http://www.tepco.co.jp/pg/company/press-information/press/2019/1512388_8614.html ************************************************* 【編集後記】 ************************************************* 私が担当する現場代理人育成6ヶ月コースが先週始まりました。 また、あすから工事部課長育成3ヶ月コースが始まります。 長期間にわたって一流の現場代理人、工事部課長になって いただく講座です。 本気に受講していただくため、私も本気で関わります。

研修・個別コンサルティングの ご相談・お問い合わせ

0120-926-810

平日 9:00 - 11:50 / 13:00 - 17:00