社長ブログ

出戻り社員が元の会社で活躍するための秘訣とは【がんばれ建設2271】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年6月3日
NO2271

◆出戻り社員が元の会社で活躍するための秘訣とは

人手不足の今日、

一度転職した社員を再度採用する

いわゆる「出戻り転職」を

歓迎する企業が増えています。

以前は、転職した社員を

「裏切り者」のように見なす風潮があったり、

辞めた人を復職させると

「また戻れるからいったん辞めよう」という人が

増えるのでは、という考えがありました。

現在は、「外の空気」を吸った人が

新たな刺激を与えてくれることに

メリットがあるとして

復職を認めるケースが増えています。

ここで注意すべきことは

「誰もが出戻りOKではない」ということです。

では、復帰後に「活躍できる人・できない人」

の差はどこにあるのでしょうか。

◆復職後に活躍できない人

復職後に活躍できない人の特徴です。

1)「前の会社ではこうだった」とか

「この会社は、そんなことをしているから

ダメなんだ。前の会社では~」といった発言を

繰り返しがちな人です。

もちろん、前職のいい点を

復職した会社に反映させることはよいことです。

しかしダメだしばかりしていると、

「ではなぜ復職したんだ」と言いたくなって

しまいます。

2)出戻り後に「落ち着きすぎている」人も

活躍できません。

他社に転職するときは

チャレンジングな気持ちで出ていったのに、

出戻った後に「ホッと一安心」している人です。

◆活躍している人の特徴

では、復職後活躍している人は

どんな特徴があるのでしょうか。

・油断(落ち着き)や批判をせず、新しい環境に

自分を合わせることができる人です。

かつて在籍していたとはいえ、

出戻り社員が外に出ていた間に、

古巣の体制や仕事の進め方が変わっている

可能性は大いにあります。

例えば、新たにDX化が進んでいることも

あることでしょう。

またかつての部下が上司になることもあります。

そんな環境に合わせられることが

活躍できる人の条件です。

・改善提案を実践することができる人です。

様々な経験を積んでいることは確かなので、

その中で改善すべきことは

改善すべきと提案すべきです。

ただし「前の会社では~」は禁句です。

出戻り社員は、こうした努力をしてはじめて、

外部で磨いた力を発揮できます。

また、会社側もこのような人材に

活躍してもらいたいものでしょう。

ダイヤモンドオンライン5月27日

丸山貴宏著の記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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6月に入りました。

雨が多い季節です。

河川工事をしているときは、

毎日水位が気になったことを思い出します。

くれぐれもご安全に。

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