社長ブログ

1人現場の社員を孤独から守る3つの方法【がんばれ建設2284】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年7月5日
NO2284

◆1人現場の社員を孤独から守る3つの方法

中小の建設会社では1人で施工管理をする、

いわゆる「1人現場」のことが多いです。

1人で仕事をするほうが楽、という人もいますが、

特に若手社員の場合、不安に感じたり、

孤独を感じたりする人もいます。

その結果、会社を辞めてしまう

若手社員もいます。

「孤独」というのは、

人に悪い影響を及ぼします。

死亡率でいうと、「孤独」は

「喫煙(1日15本)」に匹敵します。

「過度の飲酒」(アルコール依存症)の2倍、

「運動不足」と「肥満」の3倍健康に悪いと

言えます。

そのため、現場で孤独を感じてしまうと、

大きなストレスを感じてしまう人がいます。

では、孤独に対して、

どのように対処していくのがよいでしょうか?

まずは、上司や先輩が頻繁に現場を訪問し、

話を聴いてあげたり、技術的なフォローしたり

することがよいでしょう。

「1人現場」には、安全パトロールの頻度を

増やしたほうがよいです。

次に、同世代の社員同士が顔を合わせる場を

作ることが大切です。

若者会と称して、20歳代の社員だけの

懇親会を行う建設会社もあります。

そして、会社以外の「コミュニティ」に

参加することも効果的です。

できればネットだけの付き合いだけでなく、

リアルに会うコミュニティに参加するのが

よいでしょう。

よく地方の現場ではそんな機会がない、

という話を聞きます。

私は20歳代のころ、山奥のダム、

トンネル現場を経験しました。

現場に赴任すると、近くのスポーツ店に行き、

サッカークラブを教えてもらい仲間に加えて

もらいました。

当時はどのチームも選手が少なく困っていたので

大歓迎をされとても楽しい時間を過ごしたことを

覚えています。

私の知人はボードゲームのコミュニティに

参加して、毎週のように異業種の方々と

ゲームを楽しんでいます。

会社としては若手社員が孤独を感じないよう

フォローしましょう。

また1人現場を担当する若手はぜひ、

地元のコミュニティに参加してみてください。

現場ライフを楽しみたいものです。

『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の

考え方』樺沢紫苑著を一部参考にしました。

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【編集後記】
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本日は10月から始まる期の

経営計画会議を全社員参加で行います。

来期は更に建設業のお役に立てる事業が

できるようしっかり議論します。

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