ISO推進フォーラムについて
ISO推進フォーラムは、ISOを運用している企業ISO担当者、審査員、コンサルタントが参加し、ISOマネジメントシステムをともに学び高めあう場です。ISOの最新情報や意見交換などを通し、ISOをより深く理解し各自がスキルアップし、さらには正しいISOを世に広めることを目的としています。それぞれの立場から普段は聞けない本音話や現場での生々しい話がポロリと聞けたり、ついつい話が盛り上がりすぎて白熱した議論が繰り広げられたり・・・。
他に類のない内容のISO推進フォーラムで共に学びましょう!
カリキュラム
1.ISO活動事例の発表
企業においてISOを推進している事例を発表し、参加者で討議します
2.ISO規格の研修
ISO規格をさらに深く学ぶことでその精神性をつかみます。ISO9001、ISO14001、その他セクター規格など
3.ISO推進手法の研究
ISOを活用して企業を活性化するための手法を研究します。
対象者
●企業でISOを推進している方
●これからISOを取得しようとする方
●自社のISOを見直したい方
●ISOコンサルタント、ISO審査員の方
※特に管理責任者の方に最適です。
活動実績
ISOを企業経営にどう活かすか
ISOの第一人者である株式会社テクノファ社長、平林良人様をお迎えしISOについて根本から教わることができました。 ISOの規格内容を、どのようにして決めていくかについては圧巻でした。
CS(顧客満足)とES(従業員満足)
サービス業1社の取り組み事例と、パネルディスカッションによる意見交換を行いました。ISOを通じて、陽の当たらなかったところに、陽が当たるようになりESの向上とCSの向上につながったとの発表に心を打たれました。
ISOと業務の二本立てを解消するためには
製造業1社、建設業2社による事例発表を行いました。ISO業務と通常業務のかい離している状況についてどのように改善していくか討論しました。
効果的なマネジメントレビューを行うためには
建設業1社、審査員1名、コンサルタント1名による事例発表を行いました。マネジメントレビューは、毎日の社長による意思決定であるというキーワードをもとに討論しました。
実践!内部監査
他社の内部監査を見てみたいとの意見により、建設業1社、印刷業1社、サービス業1社に対して実際に会員相互による内部監査を行いました。内部監査員の力量と客観性が重要であることを再認識しました。
徹底活用!データ分析
製造業2社、建設業1社、サービス業1社による事例発表を行いました。クレームから新商品の開発、工程内不良の削減、従業員の教育指導までを一連の流れとして、取り組んでいる事例は、データ分析に悩んでいる企業に参考になりました。
今までの講演実績
ISOの第一人者 (株)テクノファ 平林良人様
ISO推進フォーラム2006年7月定例会では、
「ISOを企業経営にどう活かすか」と題して講演をしていただきました。
講演は、「日本の組織風土と標準化との関係」、「ISOの規格制定の経緯」などについてISOの第一人者らしい切り口で、通常では聞くことのできない内容でした。参加者はその内容を踏まえて討論することで、自社のISOのあり方、企業経営との関連を見直すきっかけとなりました。
【平林 良人様 略歴】
昭和43年東北大学機械工学科卒業。セイコーエプソン株式会社入社。
英国工場取締役工場長等を経て株式会社テクノファ設立 代表取締役就任。
JRCA登録主任審査員(品質A0057)、IRCA登録主任審査員(品質A003281)。
【主な著書】
「2000年版対応ISO9000品質マニュアルの作り方」、 「ISO9000内部品質監査の進め方」、「入門ISO14000」「ISO9001有効活用のためのビジネス改善ツール」、 「労働安全衛生マネジメントシステム(共著)」ほか多数。
新規入会員へフォーラム会員より
皆さんの会社では、ISOは有効なツールとなっていますか?せっかくISOに取り組むからには、会社にとって利益をもたらすものでなければなりません。このフォーラムでもよく言われている事ですが、ISO審査・維持のために作成する帳票では意味がない、必要な帳票を作成するのだという事。無駄な書類、手順書などはありませんか?
どの企業でも同じような悩みを持っています。ちまたでは、「経営に役立つISOに」と言われていますが、なかなかうまくISOを経営ツールとして使いこなせていないのが現状だと思います。そこで、他企業のISOへの取組み事例を生で聞くチャンスは、現状、なかなかありません。それだけでも有益ですが、更にISOを推進する時に、どうISOを進めたらいいのか迷っている事を解く鍵も得る事が出来る可能性を持った当会だと思います。
ISOの推進で迷いをもたれている方はぜひ参加されてみては如何でしょうか。
入会について
入会費:1,000円 年会費:10,000円 (年6回の例会に参加することができます)
※一般参加:3,000円/回